へぐり作業の流れ🌠
こんにちは☀️
前回の記事ではへぐり作業がどんなものかを説明をしましたが、今回は実際の作業の流れを詳しく紹介をしたいと思います✨
まずはへぐり作業にあたっての準備です😀
へぐり作業は楮(こうぞ)の表皮を剥ぐ(へぐる)作業です🍃
しかしながら、乾いた楮の状態では固く、へぐることができません☝️
そのため、表皮を柔らかくするには、水に浸し水分を吸収させることが必要です💧
言うたら…乾燥わかめを水で戻すような感覚のような🙄
水を含んだ楮を扱うので、必然的に作業スペースは濡れてしまいます😢
なので、へぐり作業を始める前に、作業台を濡らさないように職員がビニールを貼りました😊
準備をして利用者さんを待つ状態がこちらです😁
一人一人に席を設け、各席にへぐり作業に必要な道具を配ります✂️
使用する道具の一覧はこちらです🗒️
・へぐり包丁(ナイフ)
・霧吹き
・はさみ
・ザル、ボウル
作業の流れは…
①楮を包丁でへぐる🔪
②へぐった楮にヤケ(変色した部分)があれば、はさみで取り除く✂️
③時間が経つと楮が乾いてくるので、霧吹きで水をかけながら柔らかくする🔫
④へぐった皮とヤケを分類してボウルに入れる🥣
こんな感じです(結構シンプル🎵)
利用者さんにはグラムで均一化した楮の束を1つづつ持っていきます(楮は一つ一つ形が違いますが、これにより作業量を公平にしています😊)
1束をへぐり終えたら追加で束を配ります👈
作業をした束数に応じて工賃を支払う出来高制にしています👍
以前の記事でも申し上げましたが、削った皮や変色したヤケも無駄にはしません🤓
全て乾かし、土佐和紙の加工に利用します👌
なお、ヤケの選別も利用者さんが行っています🆗(最終チェックのみ職員です✨)
へぐった楮はカスなど洗い流した上、加工できるよう乾かすために干します🌞
この洗いや干す作業は主に職員が担当していますので、利用者さんは座ってへぐることが作業となります🙂
実際にへぐりを終えて乾かした楮がこちらです😆
皮がないので色が白に近くなっていますよね🐻❄️
これが主に和紙の原料となります👆
と、一連の作業の流れを紹介してみました🌟
「ここはどうしているの?」
など質問やご意見があれば、ぜひコメントしてみてくださいね❗
それではまた👋