こうち絆ファームの軌跡
以前から一般農家で等働き辛い人たちの雇用をしていた、北村、岡林が「もっとたくさんの生き辛い人の雇用先を増やしたい」という想いから、令和元年12月に「一般社団法人 こうち絆ファーム」を立ち上げました。
4月に事務所を開設し、5軒のナス農家さんの袋詰め作業を請け負い、8人のスタッフと、6人の利用者でナス活動を開始しました。
しかし、ナスの袋詰めだけでは農閑期の7~9月の仕事がないので、農閑期の仕事となるオクラの栽培事業を開始しました。
5月に利用者とスタッフで種まきをし、7月には早朝5時から収穫を開始します。袋詰め作業もあるので、農閑期がなくなり、1年中仕事を作ることができました。
袋詰めしたオクラを高知市の「とさのさとで」1袋80円で販売したところ、飛ぶように売れ、利用者さんにも還元することができました。
また、ナスの栽培知識や、経験のある利用者さんもいたので、ハウスナスの栽培も始めることで、長時間の労働を希望する利用者さんの受け入れが可能となり、仕事が増えたことで、登録してきてもらえる利用さんも増えました。
最初は6人の利用者から始まった、こうち絆ファームは1年も経たないうちに取引農家は10軒を超え、登録利用者数も30人を超えてきました。
さらに働ける人を増やし、1人でも多くの人の自立をサポートしていきたいです。